Jakarta Communication Club
ジャカルタコミュニケーションクラブ
 Since 1997

よもやまクラブ by Ibu KAIKIRI                           

 



よもやま日誌
平成20年

ー8月ー

2008年8月29日(金)
大雨
ジャカルタがこの時期にしてはすっきりしない天気でへんだなぁと思っていたら、
日本も大雨で大変なことになっているらしい。
広島の実家は大丈夫だろうか。
大きな被害につながりませんように。

2008年8月28日(木)
「なさけない」
今回の帰国の折に、電子辞書というものを買った。
JCCでは日本人の先生はもちろん、インドネシア人教師まですでに所有しているので、遅ればせながらの購入である。
買ってきた電子辞書をうれしそうに触りながらそれを話したら、母が一言。
「校長先生が一番あとに買ったとは、なんとまぁなさけない」
そしてそのあと、姉が一言。
「日本語教師とあろうものが電子辞書に頼るとは、なんとまぁなさけない」
私が電子辞書を買ったことへの母と姉の感想は、偶然にも「なさけない」で一致している。

実はこの「なさけない」という言葉は、インドネシア語の中には見当たらない。
副校長のデシいわく、
「なんとなくニュアンスとしてはわかりますが、インドネシア語だとなんだろう…???」

彼女が初めて「なさけない」に遭遇したのは、私に説教されているときのことであった。
「もー、こんなこともわからないなんて、怒るも呆れるも通り越して、なさけないよ、デシ!」
そのときのことを思い出しながら、彼女はこう語る。
「あのとき叱られながら私は、怒るの意味も呆れるの意味もわかるけど、なさけないってなに? ってずっと考えてました」
今回、デシに買ってきた電子辞書を見せびらかしながら、母と姉の「なさけない」発言の話をしたら、
彼女はひざをパンとたたいて、「わかりました、なさけないの意味が!!」
最も近いのは "malu-maluin"(恥ずかしい、みっともない)だそうで。

ちなみに購入した電子辞書で「なさけない」を調べたら、
@情け心がない、思いやりがない、無情である
Aつれない、無愛想である
B不風流である、無骨である
Cあさましい、あきれるほどである
D嘆かわしい、みじめである
ふむふむ、Dだな、今回の場合は。

とかなんとか、だらだらと書き綴った本日の日誌ですが、
結局のところ、電子辞書を使ってみたかったわけですね、私は。

2008年8月27日(水)
お菓子の箱
22日の日誌で、JCCスタッフによる菓子箱争奪戦について書いた。
ところが、昨日、「超高速整理術」という本を読んでいたら、こう書いてあった。
「ケーキ、お菓子の箱や包装紙は、直ちに4,5片に破り捨て、燃えるごみとして捨てます」。
う〜む、これをスタッフに話したら、ブーイングの嵐だろうなぁ。

それにしても、この文章、「直ちに」というところがみそなんだな、きっと。
瞬間でも、「あ、この箱かわいい」とか、「この包装紙、しわがいってないじゃん」などと思おうものなら、
「捨てるのもったいな〜い」とか、「また使えるかも…」とか、「とりあえずとっておこう!」などなど、
いろいろ考え始めてきりがなくなってしまうのだ。
そう、直ちに決心、これが大切。
捨てるにしてもとっておくにしても。

というわけで、ただいま仕事部屋を大々的に整理整頓中。

2008年8月26日(火)
泣き! その2
先週末からインターネットの調子がすこぶる悪い。
メールの送受信はできるのだが、検索やホームページ更新になると
「重い!」とか何とか言って(いるのか?)、仕事をしてくれない。
ときどき瞬間的に調子がよくなるときを見つけて検索や更新をしているのだが、それもいつなのかさっぱり。
電話で電話局に尋ねたら、
「いや〜、そうなんっす。ええ、ええ、こっちの問題。すんまへん」で、ただいま調査中なんだそうな。
だが私は確信する。
彼らの言う「調査中」は「待機中」であると。「果報は寝て待て」中と言ってもよかろう。
まったく何のためにお金を払ってんだか…。

というわけで、いつ更新できないかわからない本日の日誌でした。
報われないなぁ…

2008年8月25日(月)
泣き! その1
昨日・日曜日は週に一度のお楽しみ、NHKの「篤姫」の日。
そのお楽しみに焦点を合わせ、以下のスケジュールで動く。

8:00-8:30  朝食。メニューはパン、目玉焼き、ハム、サラダ、トマトスープ、コーヒー。
8:30-10:00 掃除・洗濯
10:00-12:00 読書およびいろいろ。
12:00-13:00 昼食。メニューはシーフードスパゲティ&梅酒。
13:00-14:00 梅酒にやられて午睡。
14:00-16:00 仕事。
16:00-17:00 お弁当のおかず作り。お煮しめ、餃子、ぴりぴりこんにゃく、ポテトサラダ。
17:00-17:55 「篤姫」を見ながら食べるための夕食作り。メニューはカレー、グリーンサラダ、味噌汁。
よおおし、予定通り。
ほくそ笑みながらテレビの前に夕食を並べ、指差し確認した後で、テレビのスイッチ、オン!

と、そこには、今世紀最大の驚愕の事実が待っていた。
目の前に広がった画面になんと、
「篤姫 34話・公家と武家、おわり」という信じられない文字が書かれていたのである。
「こここれって、なに? ジョーク??」
そうつぶやいた私だが、天下のNHKがふざけて放送時間を変えたりなんかするはずがない。
「おわりってテロップが流れたけどね〜、でも実はこれから始まるんですよー」って空気は、
当然のことながらまったくなかった。

察するにこれはたぶん、このあとに始まる北京オリンピック閉会式の放送のための時間調整なのだが、
衛星放送では閉会式なんか流れないんだからー、そんなことで変えないでよぉぉぉぉぉーーー!!!
と叫ぶ私の声は、夕日とともに彼方に沈み、じゅじゅっと消えていくのであった。
ああ、すべてが無と帰した私の日曜日を誰か返して。

2008年8月22日(金)
お菓子の箱
スタッフに日本からお菓子のお土産を渡すと、毎回同じ騒ぎになる。
「わー、かわいーーー、ほしい〜〜〜」
「だめぇぇぇーーー! あんたこの前もらったじゃない」
「今回は私の番だからねー」

何の話かというとお菓子の化粧箱の話である。
広島みやげ・もみじ饅頭であろうが、北海道みやげ・白い恋人であろうが、
日本からのお菓子の箱は大人気なのだ。

その理由を副校長のデシに訊く。
いわく、
「だってですね、先生。インドネシアのお菓子の箱は、ただその中身の写真が載っているだけです。
つまらないでしょう? 日本のはいろんなデザインや絵が描いてあって、とても素敵です」
そして彼女は突然饒舌になりこう語った。
「先生、知ってますか、ゆかり。(知ってます)。ゆかりの箱はいいですよ。
黒のバックに海老がこう、縦にバーンって描いてあるんです。すっごくかっこいーんですぅぅぅ〜〜〜!!!」

そういえば昔こんなことがあった。
職員室に置いた菓子箱のふたにポストイットが貼られていた。
「Kotaknya untuk ○○」(箱は○○のもの)
翌日見たら、もう一枚ポストイットが。
「Isinya untuk △△」(中身は△△のもの)

お土産を渡すたびにその壮絶な戦いが目に見えるようである。

2008年8月21日(木)
暴飲暴食
日本から戻ってきた翌日、朝の身支度でスカートをはいたそのとき、
3週間前まではこのスカートを難なくはいていたなんて信じられない―という状況に直面する。
そこで初めて、日本で暴飲暴食の限りを尽くしたことを実感する私である。

2008年8月20日(水)
10年パスポート
領事館へパスポートの切替発給の手続きに行った。
1999年に10年パスポートを作ったときには、
2009年なんてその後姿さえ見えなかったのに、
あっという間に、もうそこまできているのである。

今のパスポートに載っている写真は、40歳のときの私。
考えてみれば、海外旅行に行くたびに、40歳の自分の写真を見ていたのである。
昨日写真を撮るとき、やけにしつこく撮り直してもらったのは、
ほかでもない、50歳から60歳まで10年間気分よく見続けるために、
より写りのいい写真を使いたかったからである。

新しいパスポートが有効期限を終える頃も、
今と同じ体力とやる気と熱意で、JCCとともに歩んでいたい。

2008年8月19日(火)
広島〜台北〜ジャカルタ
昨晩遅くにジャカルタ着。
初めてのチャイナエアはスペースもわりに広く、意外に快適だった。

それにしても広島発着は、なんとも国際便に乗った気がしない。
姉が、「海外旅行のときには、成田、関空、もしくは福岡から出たい」と言ったことがあるが、
確かに広島からの出発は国境を越える感じがなく、海外旅行に出かける時の華やかな空気に欠ける。
免税店も申し訳程度。
ぜんぜん込まない搭乗手続き。
ゲートもたったの3つだけ。
ま、いいけどね、気楽に海外って考えれば。

ところで、台北空港の搭乗待合室でインドネシア人女性と少し言葉を交わした。
20代前半ぐらいだっただろうか。
台湾に就業のためにやってきたけど、なじめないので帰国するという。
海外就労に行き着くまでの膨大な時間と手間と勇気を考えると、
2週間であきらめてしまうというのは、あまりにも無謀な気がする。
たった2週間の滞在で帰国を決意させるに至った事情は何なのだろう。
本音を聞いてみたかった。

2008年8月15日(金)
真っ最中
お盆の真っ最中。
どのうちにも仏壇にはお供え物がわんさと積まれている。
果物が苦手な私は、放っておけば腐ってぐじゅぐじゅになってしまう
ぶどうや梨やりんごやバナナや桃を見るのが苦痛である。
母や姉に押し付けてやっと仏壇から果物がなくなったと思ったら、
親戚のうちに行ってまたおすそ分けでいただいてしまう。
げげーっと思っている目の前で、姉が親戚に送るためにぶどうを買うと言っている。

なんか変。
消費活性化が経済成長を促すからといって、こんな無駄な買い物をするなんて、変。
どこでも誰でも簡単にクレジットカードを作ることも使うこともできるなんて、変。
いつか大きなリバウンドがありそうで怖い。
…というか、今がそのリバウンドの真っ最中。

2008年8月14日(木)
一家に同じ干支
母と姉がうれしいことを教えてくれた。
一家に同じ干支が3人いると縁起がいいのだそうな。
ほほう、そうしてみるとJCCは3人の日本人教師が揃って酉年。
こりゃかなりいいんじゃないか?

この3人、そのほかにもこんな感じでつながっている。
名前:たな
いききまる
出身地:
岡、、広

ま、こじつけと言えばそうなんだけど、
思いこみも大切ってことで、信じる者は救われている。

2008年8月13日(水)
ざくざく
実家にある私の勉強机を整理していたら、ざくざく出てきた。
出てきたのは小判ではなく、昔の預金通帳である。
その数、20冊はあったと思う。
並んだ通帳の名前は、住友銀行、三菱銀行、第一勧銀、協和埼玉銀行…、
いずれの銀行も、すでにその名前だけでは存在しない。

ずっと日本にいたならまだしも、日本を離れて16年の私には、
この20年ころころ変わった銀行の名前は、とんと掌握しかねる。
住友は、三井住友、これは簡単。
三菱は東京三菱…、UFJもくっついてるよな、たしか。
どんどん複雑な名前になるのに対して、第一勧銀は「みずほ」。簡素化がうれしい。
でも、協和埼玉銀行って??
インターネットで調べたら協和埼玉銀行はりそな銀行になったとか。

そしてそのざくざくの通帳が気にかかるので、
解約しようと各銀行に連絡したら、
えらく昔の通帳なので、すでに凍結口座となっていて、
データを見つけるのはとても面倒で手間のかかる作業になるとのこと。
結局やめてしまった。
よもやあのざくざく口座の中に大金が眠っていることはあるまいな…。
(実にポジティブシンキング)

2008年8月12日(火)
ポジティブシンキング
先日実家に訪れた来客が、玄関先でヘビを見たという。
私自身はもう20年も30年も見ていないヘビを見たと。
これを聞いたとき、これはいいことがあるかも!! と思った私は、
最近ものすごくポジティブシンキング。

2008年8月11日(月)
負けても感動、勝っても感動
すごい、北島、すごい。
ブログやホームページでこう書く人が、今日は山ほどいることだろう。
プレッシャーや、スランプや、期待や、故障や、いろんなものと戦い続けて、2大会続けての優勝。
しかも2大会というのは、1ヵ月後とか、1年後とかではない。4年後なのである。
それも、金メダル用のワンステップ上の表彰台に立っても、
左右に立った選手より低い体格での勝利だ。

思えば思うほどオリンピックの金メダルはすごい。
とにかく、世界中でイチバンなのである。
そりゃあ、埋もれた逸材とか、ジャングルに住まう超人とか、
他にも強い人はいるかもしれないが、
とりあえず、200余りの国で、激戦に激戦を重ねて選出された選手たちの、そのトップに立つのである。
99,99パーセント、正真正銘の世界一なのである。

「読む・書く・聞く・話す」の世界に生きる私は、
わずか数秒数分 体を動かすことだけで、自分の存在を表現する水泳や陸上などのスポーツには、
新鮮に、強烈に、圧倒的に感動させられる。

素直に涙して自分のできばえに歓喜した北島選手、
若者に人気のない国歌をきちんと歌っていた北島選手、
4年前のアテネオリンピックを見ていない私は、
遅ればせながら、北島選手のファンになろうとしている。

ジャカルタ タナカルト ウィークリー

2008年8月10日(日)
三週間のご無沙汰です
7月の下旬ごろ、せわしなさに追われて書けなくなり、
そうこうするうちに、いつもの夏の帰国の時期となり、
田舎の広島であれやこれやとやっているうちに、
気がついたら三ヶ月たってしまっていた。

…というのは、7月11日の日記のコピー。
日記が書けなかった事情を先月同様くどくどと述べてみた。
今、田舎の広島で日誌を更新している。

それにしても日本の夏は本当に暑い。
常夏の国インドネシアよりずっと暑い。

ただいまそんな日本で、ひさしぶりにオリンピック観戦中。
たぶん私がジャカルタへ移ってからは初めてのことであろう。
なぜならオリンピック参加選手の少ないインドネシアでは、
オリンピック中継はまともにないから。
そしてまた、これまでオリンピックがあった年には、たまたま夏の帰国の時期がずれていたから。

初日の今日、谷亮子選手の表情に感動。
負けた姿を人前にさらさねばならない人間は、
精神的には金メダル以上の強さを得ると思う。

力丸、百人斬り。

 Jakarta Communication Club

JCC1- Jl.Cipaku2 No.27 Kebayoran Baru Jakarta Selatan 12170 INDONESIA
(TEL) 7203966/72791829 (FAX) 7203966

JCC2 - Jl.Cipaku2 No.4 Kebayoran Baru Jakarta Selatan 12170 INDONESIA
(TEL) 7257266/7250530 (FAX) 7257266


http://jccindonesia.com