nissi-10


平成15年
校長のJCC日誌
10月



校長の甲斐切です。 どうぞよろしく。

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10月31日(金)
みなさまにお詫びとお知らせです。最近このコーナーが、「校長のJCC日誌」というえらそうな名前にも かかわらず、プライベートな話が多く、どうにか軌道修正しようと試みたのではありますが、なかなかうまい具合に いかず、悩みあぐねた末、「タイトルを変えればよいのだ!」という究極の案が浮かび、ここに実行させていただく 運びになりました。新タイトルは「校長のよもやま日誌」。あまり芸のない名前ではありますが、学生のこと、 スタッフのこと、学校行事のこと、ジャカルタのこと、日本のこと、世間のこと…、何でも書きたい私にはこれしかない という選択です。どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。新タイトルでの登場は月が変わって11月1日、明日 土曜日からです! おたのしみにー!!(タイトルが変わるだけです、タイトルが。すみません、おおげさで)

10月30日(木)

これまで市販のものを使っていた受講生のみなさんあての年末年始カードを、今年から注文印刷することに した。値上がる一方の市販のカードとほぼ同じ値段で、オーダーできることがわかったからだ。そのカードに載せる スタッフ集合写真を撮る。常勤スタッフ15人でにぎやかに何枚かの写真を撮っていった。来年もこのスタッフが 楽しく仕事をしていけることを祈りながら。

10月29日(水)

断食が始まると、通りにあるガラス張りのレストランには目隠し用のカーテンがかけられる。外を通る断食中の 人たちの目に、おいしそうな食べ物や食事に舌鼓を打つ人たちの姿が入らぬようにという配慮からだ。 そんな中で食べると、悪いことでもしているような錯覚に陥る。しかも、給仕しているのは断食中の店員さんたち。 このときばかりは、飲食店の店員さんはきつい仕事だなぁと同情し、すごい忍耐力だなぁと感心する。

10月28日(火)

昨日から断食が始まった。最初の1週間は少々きついと聞いたことがある。その大変さを知るために、自分で もなんどか挑戦はしたものの、いつも昼ごろ、水分を取ってその挑戦は中断される。やはり宗教の力は偉大。

10月27日(月)

先週は体力勝負の一週間だった。今年もJCC文化センターが創立記念月間を迎え、20日・月曜日の 「断食とレバランセミナー」と23日・木曜日の「創立記念ランチパーティー」を、「創立記念手工芸クラス作品展示会」 の準備を進めながら開催。スタッフがいろいろ動いてくれるといっても、細かいニュアンスや感覚のところは つい自分で手が出てしまう。会場設定、会場整理、料理の仕上げ…。金曜日にはさすがに足に疲れが集中、 フットマッサージへと駆け込んだ。1時間30分で4万ルピア(560円)。私はジャカルタにこの安くて気持ちのいい マッサージがあるうちはここを離れられないと確信する。

10月21日(火)

JCC1のとなりに日本食レストランができるらしい。工事中の店舗に出入りしているインドネシア人に、店の 名前を聞くと、「ばてん」だという。ばてん? バーテンじゃないよな、バテレン? ちがうな、ん、あ、そうか、 「ばってん」だ! 聞けばラーメンを中心とした日本料理という。しかも「ばってん」ということは、もしかして 九州ラーメンの店? やったーーー!! さぞかし日本ファンのインドネシア人受講生、および 日本人受講生受講生のみなさんはお喜びになることだろう。でも、だが、しかし、ばってん、JCCから日本食レストランは 車で移動しなければならなかったので、私自身、これまでは日本食レストランにわざわざ行くということはあまり なかったのだが、JCCのとなりとなると…。麺好きの私にとっては、むむむ…、毎日のように通うようになって しまったらどうしよう。財布も危ないし、体重も危ない。

10月20日(月)

今年もラマダン(断食月)を控え、「プアサ(断食)とレバラン(断食明け大祭) セミナー」を開催した。少し前まで私自身が抱えていた疑問を、今は、毎年このセミナーで 日本人の方々から質問として投げかけられる。実際のインドネシアの情報に、自分の経験を少しお話する たびに、自分の11年に渡るインドネシア暮らしを実感する。なかなか細かいことまでわからないインドネシアの 行事や習慣を、このような形で日本人の方に学んでいただく機会を提供するのも、JCCの務めだと考えている。

10月14日(火)

断食が近づいてきた。ということは、レバラン(断食明け大祭)が近づいてきているといこと。 1年で最も気ぜわしい季節だ。決めなければならないことが山ほどある。各スタッフの休暇予定、レバランボーナスの額、 学校の留守対策…。特に長年勤めてくれているお手伝いさんには、レバランボーナスに加えて、 田舎へ帰る旅費、土産代、プレゼントなど、たっぷりと奮発しなければならない。さー、覚悟を決めよう。

10月9日(木)

風邪をひいたようだ。鼻の奥がくしゅくしゅする。風邪薬を飲む。それにしても インドネシアの錠剤はでかい。計ってみたら、直径1,3p、厚さ5oあった。喉につかえる。飼っている猫もここのところ 夜になると咳こんでいる。お手伝いさんが薬を飲ませたと言うので、どこで動物用の薬を買ったのかと 訊いたら、人間用の薬を体重の割合分だけ溶かして飲ませたと言う。ん〜、共存とはこういうこと?

10月7日(火)

友人から手紙が来た。先月、バリへ行ったときにウブドゥの心地よい風にふかれながら書いた絵葉書への 返信だった。うれしい。便利なメールに押されて手書きの手紙を出す人が少なくなった中、メールアドレスを 持っていながらわざわざ書簡でくれるなんて。手紙の中身に目を通したら、その友人も「手書きのはがき」で あることがうれしかったという。しかもそれが、あのバリのウブドゥのライステラスを眺めながら書かれたということも 大きかったようだ。手紙を通してその人のいる背景が見えることも、手紙の大きな魅力である。メールは、いくら パソコンが持運び便利になっても、やはりその背景としては味気ない事務所しかイメージできないものなぁ。

10月6日(月)

週末、日本人の友人と二人でカラオケへ行った。インドネシアンポップスが好きな私は、最近覚えた インドネシアの歌に果敢に挑戦。意味がわからない歌でも字幕が出るのでそれを追えばなんとか歌える。だが 意味がわからないと、かなりの頻度で言葉を間違う。しかし所詮、一緒に行っているのが日本人なので、間違っても 笑われないし、それゆえ恥ずかしくない。実に気持ちが良い。間違ってもいい、声に出すことが大切。 歌も、会話の練習も、やりたいことの主張も。

10月2日(木)

インドネシア語技能検定試験の願書受付が昨日始まった。今回の検定は1月18日が本番。その一ヶ月前の 12月には、日本語学習者のための日本語能力試験もある。JCCは、今年、初めて日本語能力試験対策 講座を開設。1級対策、2級対策、3級対策、それぞれ1クラスづつ。担当の先生たちの間に緊張感が漂っている。 とくに、3級対策のクラスは学生の要望でインドネシア人教師が担当に。そのインドネシア人教師自身、 12月の試験で1級を受ける。受験者の問い、迷い、悩みは受験者が最もわかるということか。