平成16年
校長のよもやま日誌
3月



校長の甲斐切です。 どうぞよろしく。

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3月31日(水)
明日から2004年第2回インドネシア語技能検定試験の願書受付が開始される。ジャカルタ会場としてJCCが 担当させていただくようになって3回目の試験だ。さすがに3回重ねてくると、いろいろなケースが発生し、そのたびに 日本の検定協会にお尋ねして確認・対処している。さぁ、完璧を目指して今回も引き締めていこう!

3月29日(月)
結局4月5日の投票日は休みになりそうだ。先々週も月曜日が祝日で休みだった。5月の連休もやはり 月曜日がらみ。これでは、月曜日のクラスがちっとも進まない。聞いたところ、3回にわたって行われる 今回の新システムの投票、どうやらすべて月曜日らしい。20日にも書いたが、どうして投票日が日曜日じゃない のだ。そんなに休日を増やしたいのかーっ! と、 休みが多いことを怒って(いか)っている私。だが、この怒りだけ はスタッフには同意してもらえない。そりゃそうだよね。怒る暇があったら休みの計画でも立てよう。

3月27日(土)
一般公開として初めて行った日本料理体験ツアーにこれだけの参加者が集まるとは誰も予想していなかった。 定員の倍の81名。ご協力いただいた日本食レストラン「五右衛門」の料理長も、よく集まりましたねーと驚きの声。 内訳は日本人14名、インドネシア人67名。もっと日本人の方の参加を望みたかったところだが、欲は言うまい。 これだけたくさんのインドネシア人の方々が日本に興味を持ってくださっているのだから。インドネシア人と日本人が 、席を同じくして肩を並べて同じ物を食べ双方の言葉で理解しあう…、これからもそんな場所を提供していきたい。

3月20日(土)
4月5日はインドネシアの総選挙の投票日。なんと月曜日である。どうして月曜日なのか、この国のすることは よくわからないが、仕事への影響は目に見えている。いったいぜんたい当日はどうなるんだろう…と思っていたら、 学生から、「JCCは5日、休みですか」と問合せがきた。急いで情報確認を始めたのが今週初め。しかし、 誰に訊いてもはっきりしない。たとえば、私にとって最も確実な情報源であるJCC 事務局長。彼女はアメリカで教育を 受け、日本留学経験のある日本語ぺらぺらのシンガポーリアンと結婚してここでビジネスをしている華人だが、 ご主人の関係の会社に訊いても、どうもみんなよく知らないと言う。副校長のデシは、インドネシア銀行のお兄さんから休みだと聞いたと主張する。ほかの スタッフに訊くと、まだ新聞で正式発表されていないから、どうなんだろうと首をかしげる。終いには、「先生、日本人 はインドネシア人より正確な情報を知ってるかもしれないから、じゃかるた新聞(和字新聞)かニュースネットアジア に訊いてみて」と言い出す始末。も〜、自分の国のことでしょ〜〜!!! と言いながらも、この国の情報の不確か さ、情報網の未熟さを考えると一概に彼らを責めるわけにもいかない。ふと見ると、うちのスタッフは今日から 出かけるプンチャクツアーの準備にいそいそわくわく。2週間あとの選挙のことより今日からのツアー。 ま、それを言えば私も同じだ。3日間、仕事から離れて高原の空気をおもいっきり吸ってこよう。

3月19日(金)
インドネシアは上半期に祝日が集中している。最近航空チケットが安くなっていることもあるので、旅行でも しようかと考え始めていた私の目に先日、仰天の記事が飛びこんできた。ジャカルタ−ジョホールバル(シンガポールとの国境に 近いマレーシアの町)が片道10万ルピア(1,300円)という航空会社が登場したというのだ。読んだだけで、うれしいと いうより不安になった。飛ぶのか? ちゃんと! 落ちないのか? ゼッタイ!! いつも安さを追求しているくせに、 いざ激安物件を見つけるとなんとなく疑ってしまうなんて、人間の思考って複雑…。

3月18日(木)
今週末はスタッフツアーである。ジャカルタっ子に人気の高原避暑地プンチャクへの2泊3日の旅行。 滞在はJCCが親しくお付き合いさせていただいている方の別荘だ。まるでバリのホテルのようなおしゃれな 別荘に、食べ物、水着、ゲーム、カラオケまで持参でみんなで出かける。こういうときの計画係はいつも私だったが 、今回はスタッフで実行委員会を作って準備してもらった。今日は、そのツアーの最終打ち合わせを行なった。 案の定、みな早や心はプンチャクに飛び、笑い声の絶えない楽しいミーティングとなった。女ばかりでかしましいときもあるが、 スタッフのこの弾けるような笑い声を耳にするたびに、極上の幸せを感じる。

3月17日(水)
驚くべき方からメールをいただいた。私が20代前半のとき、故郷の広島でディスクジョッキーをやっていたときに よく便りをくださっていた方である。お名前を見てもしばらくわからなかったのは、もちろん20年以上も前のことであることと、 私が今はもうその職から離れてしまっていること、そして、今と昔と交信の媒体が違ってしまっていることが考えられる。 昔はラジオ番組のお便りというのは葉書だった。手紙もあったが、葉書が主流であった。最近はファクス、メールが 当たり前である。頻繁に便りをくださったその方の字は今でも思い出せる。手書きで便りが届いたならすぐに気付いた かもしれない。でも、なにはともあれ、うれしいうれしいメールであることにはちがいない。20代のころの私に ちょっと戻った気分である。

3月15日(月)
今月27日に行なう予定の日本料理体験ツアーが、あっという間に申込み定員いっぱいになった。最後に 実施したのが国家開発企画庁の語学研修のときだから、3年ぶりということになる。今回はジャカルタのビジネス センター、JACのご協力でお楽しみ抽選会も。さてさてどんな騒ぎになるのやら…。

3月11日(木)
日本からインドネシア語の先生がお二人おみえになった。インドネシア人の方で、いずれも東京で日本人の 方にインドネシア語を教えていらっしゃるという。JCCのインドネシア語の先生たちと、インドネシア語の教授法と カリキュラムについてひとしきり話し合いをされてお帰りになった。頼もしい。こうやって何年後かにはインドネシア語 教育の現場が日本語教育と同じように活発になっていることを願う。それは同時に、ここインドネシアという国の 国際化につながるのだから。

3月10日(水)
届いた〜〜。2月末の日記に書いた、12月中旬に東京から送った荷物がやっと届いた! カラオケセットも ジャニスイアンも新作ファンデーションも、もちろんたくさんの日本語関係の本たちも。 今週は、日本インドネシア語検定協会から急ぎの書類と問題集を発送していただいたのに、それも一向に届く 気配がなく、も〜、どーしてなにからなにまで届かないのぉぉぉーと、癇癪を起こす寸前だった。その小包も本日午後 やっと到着。やれやれ、これで今夜はぐっすり眠れる。

3月6日(土)
今週は、いやな夢ばかり見た。たとえば月曜日の夜は、ダンサーになったけどちっとも踊りが覚えら れなくてあせりまくっている夢。火曜日はすっごく大切なお客様にご挨拶しようとして、名刺入れを出したものの、 いただいた方の名刺ばかりで自分の名刺が入っておらずあせっているという夢。水曜日は…てな感じ。とにかく あせっているのが共通点である。夢は現実を映し出すというが、一体全体、今私は何にあせっているのだろう。 でも考えてみれば、月曜日はマイケルジャクソンの番組を見て、「アメリカ人って踊りがうまいなー、私なんか全然 覚えられないよなー」と思った日で、火曜日は、昨日の日記にも書いた、スタッフセミナーに関してお尋ねのお客様を お迎えした日で、名刺交換をしながら、「ここで名刺交換に失礼があったら笑えないよなー」と思った日のことで あった。もしかしてこれも現実を映し出していると言えるのかも。

3月5日(金)
先月18日に行なった「日本人と働くインドネシア人スタッフセミナー」は、和字新聞のじゃかるた新聞にも大きく 取り上げられ、日系の研修機関や人材センターなどたくさんの機関から、来訪を受けた。また、実際に参加した 方の上司に当たる日本人の方から、「翌日から彼らの働きぶりがはっきり変わってきました」と、お礼のメールを いただいたり、本当にセミナーをやってよかったと実感した。さて、インドネシア人と日本人のコミュニケーションの 場として、JCCがこれからまたどんなことができるか…、次は今月の末に予定している日本料理体験ツアー。 日本食レストラン「五右衛門」と、ジャカルタの日系人材センター「JACビジネスセンター」のご協力をいただいて、 美味しく楽しくにぎやかにやるぞ〜!!

3月3日(水)
今日3月3日は「ひな祭り」。そして、JCC1の創立記念日だ。1997年に開校して丸7年が経った。 設立年に、ルピア暴落が襲い、翌年にはジャカルタ暴動、そして政変。2万人いた日本人が国外退去で千人を 切る事態にまでなり、ぼう然としたものだった。それがはるか昔のことのように思われる。今年もまもなく 大統領選挙が行なわれる。まわりが少しづつ落ち着かなくなってきたが、あの1998年を経験した方々は、 大概のことでは動じないであろう。私も今ではそれがひとつの自信につながっている。節目の好きな典型的日本人で ある私としては、「楽しく役に立つ学校」として、まずは10周年を目指したい。

3月1日(月)
この数週間ものすごい視聴率をあげたテレビ番組があった。昔、私が中学高校のころ日本でも大人気だった スカウト番組である。スターを夢見る人たちが歌の勝ち抜きをしていく番組なのだが、先週の土曜日に最終戦が 行なわれ、勝ち残ってきた3名で競われた。垢抜けないシャイなムードがすでに多くのファンを集めていた優勝者は 20代の男性であったが、翌日の新聞に、父親はトゥカン・ベチャ(人力車こぎ)で、出場するときの服などは、母親が たったひとつの財産である指輪を売って準備したという人情話が載り、大いに話題になった。 夢っていいなあ。話を聞いているだけでこちらもうれしくなる。夢は捨てまい、諦めまい。