平成17年
校長のよもやま日誌
7月



校長の甲斐切です。 どうぞよろしく。

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7月16日(土)
明日はインドネシア語技能検定試験。これから会場作りをはじめる。そして来週初めから10日間ほど所用で ジャカルタを離れる。その間、この日誌もお休み。


7月15日(金)
ひどい。なにがひどいって、雨季はとっくに終ったはずなのに雨ある。しかも1日中。インドネシアの雨は本来、じゃじゃじゃーん と降ってぱっとあがるスコールではなかったのか。それが、今日の雨ときたら1日中じゃんじゃんジャンジャン降り 続いている。おかげでジャカルタ中が渋滞。今日は久しぶりに友人と飲みに行くのに、みんなから遅れる〜との連絡。 地下鉄があればこんなことないのにね〜。東京の便利な交通網が懐かしい。


7月14日(木)
昨日、JCC2でミーティングを終えロビーに出たら、見覚えのあるお顔が私を見てニコニコ笑っている。4年ほど前に ご帰国になったHさんだとすぐに気付く。ご主人のお仕事で再び赴任されたと言う。昔の受講生の方が またこうして足を運んでくださるうれしさ、なつかしさ。おおいに笑って昔話をしたあと、どのクラスに入るかという 肝心要の話に。前回は中級まで受けられたはずだが、頑固に初級からの受講をご希望される。 4年も使わなかったら、たしかに会話力は落ちているかもしれない。かくいう私も、来週からしばらく滞在する シンガポールに向けて、英会話のテープを聴き始めた。そう、私の生涯をかけた夢は英語が話せるようになること。 語学学校の代表なのに、なんともお恥ずかしい。


7月12日(火)
先週立て続けに馴染みの美容院へ行った。パーマをして、5日後にカラーリング。「帰国の準備、着々ですね」とは担当の 美容師さん。大当たり〜! 間もなく夏の帰国。今週は、母のお土産のせっけんと姉のお土産のコーヒーの買いだしに 行かねばならない。日本にはせっけんはないのか、コーヒーは! とは思うが、とにかく二人のリクエストはここ5、6年 変わらないのだからしかたない。逆に、お土産に何を買って帰ろうかと悩むことを考えれば、はっきりリクエストして くれるほうが助かる。だが、せっけんとコーヒーという組み合わせがいけない。スーツケースの中で、香りがうつらない ように詰めるのがひと苦労なのだ。昔、友人用に葉巻も持って帰っていたころから比べると、楽にはなったが。


7月11日(月)
ジャカルタに13年住んでいる昭和32年生まれの広島県出身の日本人女性は私だけだと思っていたら、ほかにもいた! 当地で縫製の下請け会社を立上げ、今や工場を6ヵ所もかまえているMさん。すごい! で、彼女のしゃべりはもっと すごい。無形文化財に指定されてもいいぐらいのみごとな広島弁。「社長がそがなこと、うちんとこじゃできんゆう けぇ、ほいならゆうて、自分でやってみただけじゃけぇ。ほいじゃが、ええがにいくかどうかぁわかりゃあせんわいねぇ」。 漢字変換しようとするとパソコンが大混乱をおこすこの文章は、「社長がそんなことはうちのところではできないと 言うので、それならと言って、自分でやってみただけです。ですが、うまくいくかどうかはわかりませんね」の意。 私たち日本語教師の武器は標準語だが、方言もいいなぁ、こうやって聞いてると。彼女は今、日本人の方のための シルバーホームとそれに併設するお好み焼きやさんを作っている最中である。「日本人の引退した人らに人生を 楽しんでもらいたいんよ、ジャカルタでなんかを教えたりしながら。こういうのを作るのが昔からの夢じゃったん じゃ、私」。ましてや夢を語るときの方言は、そのイントネーションゆえに、思いが起伏を伴ない形になって伝わってくる。


7月9日(土)
まさか、信じられない! 今日は土曜日? 土曜日って、つい昨日だったような気がする。七夕パーティーで ワサワサ忙しかったあの日が、振りかえるとすぐ手に触れられるぐらいのところにある。 昨日も帰る道々しみじみ考えたのだが、まったくどうして年をとると時の経つのを速く感じるのだろう。ただ忙しいからだけでは 絶対ないはずだ。もしかしたら、時の経つのは実際、老若男女わけへだてなく誰にとっても速いのだが、 子供のときには、「時の経つのは速い」という概念というか、高尚な感覚というか、そんなものがなかっただけなの かもしれない。ん〜、しみじみ考えた割には稚拙な結論だなぁ〜と、この日誌を書いている間にすでに 10分あまりが経過。時の経つのは本当に速い。


7月7日(木)
今日は七夕。2週間飾ってあった短冊をかけた笹(竹)を、本日夜に片付ける。片付けると言っても、今のご時世、 海に流すのは環境汚染につながるから禁じられている。日本のある日本語学校では、そのままごみに出すのだ そうだ。ううむ。確かにそれしかないだろうな。JCCでは、後日、インドネシアで最も天に近い感じのするバリに持って 行って、お寺で燃やしてもらっている。日本では、庭で落ち葉を燃やすのも許可なくできないのだと田舎の母が 嘆いていたのを思い出した。規則正しい生活は、少しばかり窮屈で味気ない。


7月5日(火)
夏休みが近くなると、ジャカルタ在住の日本人の方のキャンセルが多くなる。そのかわり、 日本からの短期遊学コースのお問合せが増えてくる。今夏もすでに数組の方の来校・受講が決定している。 日本からのお客様はうれしい。特にインドネシア人のスタッフにとっては新鮮ならしく、はずかしそうではありながらも やる気満々の対応。しかし、事務部スタッフがときどきギョッとするような日本語会話をしていて、ひやりとすることがある。 先日は、一期を終了したバティック講座の受講生の方に、引き続き二期をお続けになるかどうかを伺うのに、 「〜さん、クラス、つづける?」と言っていた。ぞぞぞ〜!!! 「お続けになりますか」、いや、欲は言わないから 「続けますか」と言ってほしい。いくら日本語を学習し始めたばかりのスタッフだからといって、これは許されない。 事務部マニュアルをもっとしっかり作らなければ。


7月1日(金)
今朝起きたら暦は7月になっていた。といってもカレンダーをめくったのは私だが…。早い。お正月はついこの前だった ような気がするのに、もうすぐ大晦日がやってきそうな勢いである。さて、カレンダーといえば、ここ インドネシアではときおりとんでもないカレンダーを見かける。日本を素材にした月がわりの写真が、 まったくとんちんかんなのである。7月に雪景色とか、10月に桜とか。インドネシアのように季節のない国では、 ハイビスカスもブーゲンビリアも年中咲いている。だから風景の使い分けはないというわけか。最近、1年を周期ではなく、 1本の果てしなく続く線の一部分に感じるようになってきた。