平成18年
校長のよもやま日誌
2月



校長の甲斐切です。 どうぞよろしく。

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平成18年<1月>


2月27日(月)
突然、JCC日本留学セミナーを開催する運びとなった。日本からインターカルト日本語学校、ユニタス日本語学校、 立命館大学の参加をいただき、学校説明会をお願いしている。来年からは定例会にしたいと考えるJCC日本留学 セミナーの詳細はこちらへ。

2月22日(水)
私は待つことが苦手だ。買いたい、行きたい、揃えたいと思ったときに、すぐに実現できなければかなり 機嫌が悪くなる。それどころか、今日実現したいがばかりに、てきとうなものや状況ですませて 後悔することもよくある。だが、昨晩読んだ小説の中に、「待つという精神」という言葉があった。 ひたすら到達目標に向かって耐える精神は、確かに神聖である。 待つという辛抱を日常的に課していけば、私の短気も少しは改善されるかもしれない。

2月21日(火)

従妹が友人とともに3人でやってきた。先週末、一緒にバリへ行ってきたが、変な日本語を 教えたがって困った。たぶん、短期の旅行者にとって日本語のギャグを教えることは楽しいだろう。だが、バリの 神聖な空気を求めてやってくる旅人は多い。日本の騒がしいテレビ番組に辟易している年配の方もいるはずだ。 そんな人たちが、民族衣装を着たホテルやレストランのスタッフの口から発せられる日本のギャグを聞いたら、きっと 興ざめしてしまうだろう。 そんな中で、ベサキ寺院へ行ったときのことである。25、6歳ぐらいのバリ人の男性ガイドが、ベサキ寺院の頂上に立って、 「ここからの景色は絶景かな、です」と言った。単純なギャグを聞いたときとまったく違う笑いが、私たちの中に 広がった。その笑いは、粋な言葉を知っていることへの感心が含まれていた。こんな言葉を教えてくださった方に 感謝するとともに、私も単なる日本語だけではなく、人を感動させる日本語を教えたいと思った。

2月9日(木)
昨日の日誌を読んでくれた友人たちから、慰めや励ましのメールをもらった。意外にも今回、私は立ち直りが 早かったようで、今日はけっこう元気である。ただ、帰宅したときに部屋の机の上から、あのシルバーカラーの いなせなDynabookの姿が掻き消えているのが、ふと寂しい。

2月8日(水)
今日は心してこの日記を読んでいただきたい。今日は、愚痴なんてものではない。文句でも悩み事でもない。 昨晩から今までの私の気持ちを、単純ないくつかの日本語で表現するとしたら、「えーーー!?!?!? はぁーーー???  がぁぁぁーーーん!!! なにそれー、とほほほ、もおおおお〜、ばかばかばかっ!!!」。「ばか」という 言葉は好きでない私だが、本日は百連発でも千連発でもしよう。うちのお手伝い(さん、は今日はカット)のヤンティが、 私の大切な大切なノートパソコン、東芝Dynabookを人にあげちまったのだ。目が点、でしょう? みなさん。私は、目が 点どころか、目が凍った。その詳細は以下の通り。今一度申し上げる。心して読んでいただきたい。
昨晩帰宅して、夕食をヤンティと作っていたら、「あ、そうそう、先生のコンピュータ、友達に渡したからね」 「…? コンピュータって?」「先生の部屋にあるコンピュータ、友達が来て、先生に借りることになったからって」 「えーーー!?!?!? それで、渡したの」「…うん」「はぁーーー??? だれそれーーー!」「だから…先生の 友達って…。先生の名前も知ってたし、ハイキリ先生って」「がぁぁぁーーーん!!!」「だってだって、先生の言葉 (日本語という意味)もしゃべってたよぉ」「なにそれー、だれでもコンニチワぐらい知ってるよ〜〜〜、それでー!?」 「そしたらまた戻ってきたの。充電器がないって。それから、コンピュータを運ぶバッグもあるはずだって」 「…で…?」「うん、だから、また部屋に入って、充電器とバッグを持ってきて…」「…渡したの…?」 「(コックリ)」「…もおおおお〜、ばかばかばかっ!!!」もちろん、本人に向かってばかとは言わなかった。言ったのは、 夜、寝床に入ってからである。布団をかぶって「ヤンティのばかばかばかっ!!!」と小さく叫んだ。こんなときにも 彼女を傷つけまいとしているなんて、なんといじらしい私―というより、なんて人がいいの。ばかは私。
それにしてもである、ヤンティ! 「先生の友達」と称した人がみんな本当に先生の友達なら、インドネシア人 2億人、いや、世界中の人が先生の友達になり得るでしょうが! 私の名前を知ってたって? この地区会の 人たちは、みんな私の名前を知っとるわい。 先生の言葉(日本語という意味)をしゃべってたって、韓国語とタガログ語と日本語の違いがわかるのか、君に! あああ〜、でも、あげちゃった(盗られた)ものは返ってはこないよ、ましてやこの国ではね。 まあ、強盗ではなかっただけ運が良かったか。でもね、とほほほ。

2月7日(火)
以前、私のアシスタントをしていてくれたインドネシア人スタッフが、アドバイスしてくれたことがある。 「先生、叱るときや怒るときは、インドネシア語を使わないほうがいいよ。外国人が言葉の使い方を間違って怒ると、 すごく気を悪くされて、関係の悪化につながりかねないから。そんなときは日本語で。叱られてたり怒られたりしている ときは、日本語の意味がわからなくても雰囲気で充分わかるし、気持ちも伝わるから」。 最近、ちょっと乱暴な、失礼な表現になってはしまいかと、ふと躊躇するときがある。そんなときは、あっさり口に出さないほうが いいのだろうが、つい言葉になってしまって、夜まで後悔することしばしば。「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、 ほめてやらねば人は動かず」。この山本五十六元帥の言葉の最後の1行を、私は、「人は育たず」に書き換えて、 6、7年前から机の脇に貼っている。だが、しかし、それなのに…。今日も愚痴で終ってしまって、すみません!

2月6日(月)
昨年から事務部の仕事ぶりが芳しくない。昨年は1年を通して事務部の仕事能力改善に奮闘の日々だった。 それは自分の指導能力改善に奮闘の日々でもある。短気を起こさない、がっかりを顔に出さない、しつこく 何度も繰り返さない…。今日も朝からすでに10回はそんな場面に直面している。ううむ、精神を高めねば!

2月2日(木)
昨日のお弁当、夜9時の開封(蓋)では、大好きなこんにゃくのぴりぴり炒めがだめになっていた。かなし〜。そして、本日 しっかり持ってきたお弁当が、午後5時になってもふたを開けられることもなく机の上に鎮座している。なぜなら、 午前中に友人から電話があり、「お昼一緒に食べよーよ」。「いーね〜!」で、外食をしたせいで、 お弁当は開かれなかったのである。今日もお弁当は夜9時の開封となる。今週はお弁当受難週。明日はいったい どうなるのだろうか。

2月1日(水)
月の初めから大失敗。お弁当を忘れてしまった。しかも今日のお弁当は、朝早く起きてお手伝いさんに新たなメニューを 指導しながら時間をかけて作ったものである。がっかり。このがっかり加減で、お弁当が1日の最高の楽しみに なっている自分に気付いた。夜、帰宅して夕食に食べようと思うが、常夏のインドネシアのこと、悪くなって いたら二重にがっかりだぁ〜。