Jakarta Communication Club
ジャカルタコミュニケーションクラブ
 Since 1997

よもやまクラブ by Ibu KAIKIRI                           
 
2003年3月正式公開より
本日  昨日
日本語教師七転八倒物語
101回


2007年 1月



著者:甲斐切清子

 

 

みなさま、明けましておめでとうございます。1997年にスタートしたこの「日本語教師七転八倒物語」も、昨年無事第100回を迎え、20071月号は年明けにふさわしく101回という数字でスタートしました。これも、いつもご愛読いただいている皆様のおかげと、心から感謝いたしております。次は200回を目指し、日々精進してまいる所存でございます。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 

さて、私の親しい友人のひとりに、毎年初めにその年の目標を決め、それを社員の前で発表し、そして年の終わりに再び社員の前でその達成状況を報告するという人間がいる。そういえば、小学校、中学校時代に、目標を作ってそれを達成させる…といったことをした記憶がある。夏休みに絵日記を毎日書くようにするとか、今年は逆上がりができるようにするとか。

私が最後に努力目標を作ったのは22歳の年末だった。どうしてこうもはっきり断言できるかというと、この原稿を書いている今、具体的に言うと200612月末、私は田舎の広島の実家におり、ここには私が11歳のころから23歳ぐらいまで書き続けた日記がすべて残っているからである。それをすべて見てみると、22歳の年の終わりに、@ヨーロッパ旅行に行く、A東京に戻る、B自分の本を作る…などなど、10項目書いたのが最後で、それ以来、記録としてはホームページの日誌に書いたメモ書き程度の目標以外、残っていないのだ。

では、今年、大いなる目標を掲げてみようと、実家でのんべんだらりとしている時間にふと思った。タイムリーにも今年、私にまつわる多くのものが大台に乗る。まず私の年だが、半世紀の節目を迎える。また、2007年に創立したジャカルタコミュニケーションクラブが丸10周年を迎える。そして冒頭にも書いたが、この七転八倒物語も連載丸10年である。なにか大きく記念に残す年にしたいと思う。そのためには目安となる目標を作ろうではないか! そう思ったわけである。ま、田舎で暇をもてあまして、そんなことを考えたりしたわけだ。

それでは季節遅れの紅葉を窓の外に眺めながら、私、甲斐切清子の2007年の目標、発表! …って、そんな大げさなものかぁ〜??


2007年の目標

@     自己改革。

A     ジャカルタコミュニケーションクラブの創立10周年記念行事を充実したものにする。

B     「日本語教師七転八倒物語」を書籍化する。


こうやって書いてみると漠然としすぎていてぜんぜんおもしろくないので、ひとつひとつを細かく分析してみることにした。

まず、@の自己改革だが、どうも最近気になるのが、怒りっぽくなっている自分である。「怒らない! 口角を上げて美人になろう!」と一昨年ぐらいから部屋の中に張り紙をしているのに、さっぱり効果がない。それどころか年を追うごとに怒りの沸点が低くなっているような感じがする。些細なことでぴりり! と眉間にしわがより、青筋が立つのである。ではここで、どんなことで怒るのかをいくつかのケースにわけて挙げてみよう。

【怒りのケース1】

私「昨日のミーティングの結果報告はまだ?」

ス「あ、今からしようと思っていました」→いかにもその場しのぎの言い訳に聞こえる。

【怒りのケー度2】

私「昨日のミーティングの結果報告はまだ?」

ス「あ! 忘れていました」→素直な点は評価できるが、プロとして失格!

【怒りのケース3】

私「昨日のミーティングの結果報告はまだ?」

ス「先生が出かけていたので、できませんでした」→なにげに人のせいにしている。

【怒りのケース4】

私「昨日のミーティングの結果報告はまだ?」

ス「結論が出なかったので、また後日話し合うことにしました」→それが報告すべき結果というものだろう、え?

【怒りのケース5】

私「昨日のミーティングの結果報告はまだ?」

ス「先生に訊かれなかったので、しませんでした」→指示・命令なしでは仕事ができないやつは去れ。

 

とまぁ、このようないくつかの流れの中で、勘のいいスタッフは、「あ、今の話は甲斐切先生の気に入らないケースだった」と気づき、みるみる変わっていく私の顔を見て、「あ、しまった! 地雷踏んじゃった!!」という表情になる。

ぴりりときたら、次にくるのはどかん! である。どかん! のあとは余震がどんどんどんてな感じで説教が続く。本来、説教というのは嫌いだが、同じ間違いを繰り返されると、あんたたち、私の言ってることわかってんの、理解できてんの、という気持ちになり、何度も何度も手変え、品変え、言葉変えで話すようになり、気がつくと、しつこいねちねちした人間になってしまっている。これをなんとかしたい。何事にも動じない、スマートで、明るい性格に自分を改革していきたい。それがまず今年の第1目標である。

 

続いて第2の目標。1997年に立ち上げた語学&文化センター『ジャカルタコミュニケーションクラブ』が、来年3月に丸10周年を迎えるので、3月の1ヶ月間は記念行事が目白押し。それをしっかりばっちりきっちりやっていきたい。そして今後は、日イそれぞれの国の人々が、ともに楽しめる文化イベントを提供していくことを目標としていきたい。

 

最後に第3の目標。「日本語教師七転八倒物語」の書籍化。これは、『念願の』または『夢の』をつけてもいいほど、目標としてはたぶん難易度が高く、可能性としては低いものであろうと思う。だが、ときおり頂戴する、「本になればゼッタイ買います!」という方の声に気をよくして、本気になり始めている私である。ブリタジャカルタの記録として、また、私個人の記録として、1冊の本になればこんなにうれしいことはない。

 

そのほかにも今年の目標を考えたときに、浮かぶものは多々ある。今年こそやせたいとか、今年こそ英語を勉強するぞとか、今年こそ親孝行しなければとか。でも欲張ってはいけない。まずはできるところから! 


皆さんにとっても、今年1年が、目標いっぱいの充実した年でありますように。


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